僕の耳に激しい雨足が水面を叩く、大きな音が鳴り響く。
傘をさしているので余計に雨音が大きくなってしまう。

激しい雨でズボンや靴はずぶ濡れ。
風邪にならないかな、大丈夫かな、という不安が頭をよぎる。


次に来るバスはまだなのか。苛立ちがたまる。
この時、ふと思った。
「これってトトロのシーンみたいだな」
そう思うとトトロにしか思えなくなってしまった。
もう気分はイツキの気分。背負っているリュックがメイの様に見えてくる。



その時、向こうから大きなヘッドライトをつけたバスがこちらを向いて走ってきた。



































この物語で芥川賞目指します。

コメント

お気に入り日記の更新

日記内を検索